いま私たちが当たり前だと思っている日本の企業の姿や、働き方、組織の常識は、最初にそれを形作った設計者や実装者がいる。今回は、松下幸之助と同様「経営の神様」と呼ばれた京セラの創業者、稲盛和夫を取り上げる。「経営を宗教にした神様」である松下や、資本主義を「モノを神にする宗教」と暴いたマルクスとは異なり、稲盛は多くの経営者が「この人の言うことなら正しい」と慕う個人的な信仰対象としての神様だった。

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