2025年に訪日外国人が使った金額は9兆4549億円、前年から16.4%増えた。同じ年の日本のGDP成長率は1.1%だから、経済全体の15倍近い速さである。だがピーター・F・ドラッカーは、経済成長を大きく上回る速度の急成長こそ、その産業の構造が壊れる最も確かな前兆だと、ドラッカー名著集5『イノベーションと企業家精神』に記している。伸びている業界ほど、いまの勝ち方が効かなくなる――その仕組みを問い直してみよう。本連載では、膨大なドラッカーの著作を読み返し、その中から令和の現在に役立つ知を取り出して紹介していく。
続きを読むインバウンド9兆円は追い風ではない――ドラッカーが41年前に説いた「伸びるほど脆い」理由
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