電子材料やシリコンウエハーで世界トップシェアを誇る信越化学工業が、2026年3月期に約5000億円の自社株買いを実施した。しかも、その資金の一部は借入金でまかなわれている。無借金経営に近い優良企業が、あえて有利子負債を抱えてまで自社株買いを続けるのはなぜなのか? 同社の「稼ぐ力」と「財務基盤」の実態を、決算書から読み解いていこう。

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