Twitterが米国でサービスを開始してから来年で10年。日本でもユーザー数は着実に増えており、日常的な情報プラットフォームとしてすっかり定着した。最近ではその情報拡散力に注目した企業が、Twitterをマーケティングに活用して顧客獲得に大きな成果を挙げる例も見られている。その理由をTwitter Japan ヘッド オブ ブランド ストラテジー・渡辺英輝氏に聞いた。

watanabeTwitter Japan
渡辺 英輝
ヘッド オブ ブランド ストラテジー

 Twitterが米国で最初にサービスを開始してから、来年で10年を迎える。日本でもアカウント数は年々増えており、2011年に設立された日本法人は今年8月、業容拡大のために本社を東京・京橋に移転した。

 140文字以内のツイートを発信するだけの手軽さに加え、スマートフォンの普及と無線ネットワークの拡充が、ユーザー数の増加を後押ししたといわれる。

「現在、ユーザーの半数以上は30代以上。これらの世代は、ビジネスに役立つ情報の収集にもTwitterを利用します」

 Twitter Japan ヘッド オブ ブランド ストラテジーの渡辺英輝氏はこう語る。