近年は、教科横断のSTEAM教育にも力を注いでいる。プログラミングやロボティクスの外部コンテストに挑戦し、多角的な思考力を培う。課外活動の熱量は高く、ロボットチームが日本代表として世界大会出場を果たしたほか、クラブ活動ではスペイン「レアル・ソシエダ」の元コーチが男子サッカー部のコーチに就任するなど、学校全体で“世界基準”を意識した活動が広がっているようだ。
新教育研究機関の設立と
社会と直結する新コース
染谷昌亮センター長
文大杉並はさらなる革新的な取り組みを始めている。25年度に学校併設の教育研究機関「文化杉並教育イノベーションセンター(Bunka Suginami Innovation Centre for Education=BSICE)」を設立。「本校の知見を、日本の公教育全体のイノベーションに貢献させたい」と語るのは、染谷昌亮センター長だ。「学校から社会の明日を照らす」とのミッションを掲げ、企業や大学、NPOと連携して新たな教育プログラムの開発に挑む。ロッテや日立製作所、東急などとの協働プロジェクトが、すでに動きだしているという。
このBSICEが中心となり、 26年度に高校へ新設されたのが「イノベーションリーダーズ(IL)コース」である。
