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医療・介護 大転換

2014年4月に診療報酬が改定され、ついで6月には「地域医療・介護総合確保推進法」が成立した。これによって、我が国の「医療」「介護」大転換に向けて、第一歩が踏み出された。少子高齢化が急速に進む中で、日本の社会保障はどう大きく変革するのか。なかなかその全貌が見えてこない、医療・介護大転換の内容を丁寧に解説していく。

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「医療・介護 大転換」の全記事一覧
  • 第66回 日本でタブー視される「死のあり方」 映画「92歳のパリジェンヌ」から紐解く「安楽死」

    [2016年11月23日]
    上映中のフランス映画「92歳のパリジェンヌ」は安楽死を選んだ老婦人の物語。老婦人の心の中に分け入り、忠実にたどった映画に感銘を受けた。これほど人生の終止符の打ち方を考えさせる映画はなかったと思う。欧米の映画では安楽死がよく出てくるが、日本ではどうなのか。

  • 第65回 精神科病院の受動喫煙対策は疑問符だらけ 

    [2016年11月09日]
    病院は暮らしの場だろうか。病院に長く滞在したいだろうか。入院期間はできるだけ短く、と言うのが普通の人の普通の思いではないのか。ところが、病院の運営者はどうも違うらしい。そんな疑問が沸いてくるような「事件」があった。

  • 第64回 介護保険制度は負担増とサービス縮減に向かう? 

    [2016年10月26日]
    3年に一度の改訂期を再来年に迎える介護保険制度。厚労省の社会保障審議会・介護保険部会がほぼ隔週ごとに開かれ、急ピッチで委員の意見表明が成されている。2000年4月に制度が始まって以来の大幅な見直しとなると言われるが、どのような雲行きなのか。現状を点検した。

  • 第63回 介護事業を飛躍的に伸ばす、公取委の画期的提言 

    [2016年10月12日]
    訪問介護のヘルパーが、要介護者のために夕食を作る際に、帰宅の遅い同居家族の分も同時に作れば、どんなに介護家族が助かるだろうか。誰しも思うことだろう。家族の分のサービスは介護保険外だから別途請求することになるが、現在の介護保険ではこうした臨機応変な対応は禁止されている。介護保険サービスは要介護者にしか提供してはならないからだ。

  • 第62回 「最期は自宅で」の実現に向けUR都市機構がようやく動き出した 

    [2016年09月14日]
    住み続けてきた住宅で最期まで暮らしたい。どんなに重度の要介護状態になっても馴染んだ生活が一番いい。医療器具に囲まれた殺風景な病室で看取られたくない。自宅が無理なら自宅と同様な生活ができるケア付き住宅で――――誰しもが願う老後のあり方だろう。

  • 第61回 保育支援は介護と同様、企業の力に頼らざるを得なくなった 

    [2016年08月31日]
    介護と保育の支援サービスは共に、共働き家族が仕事を続けるには欠かせない仕組みである。小さな核家族だけでは十分な対応は難しい。社会の手助けが必要とされる点では変わりがない。家族労働から「社会化」への道筋が必要だ。

  • 第60回 最低賃金が大幅アップするも、東京の介護報酬は低いまま 

    [2016年08月17日]
    介護職の低賃金が問題となっているなか、あらゆる職業に適用される最低賃金が新しく決まり、全国平均で前年より24円、3%引き上げられ822円になった。これまでにない最高の上げ幅だ。3%アップは安倍首相の強い要請による。自民党の首相が率先して労働者の賃金アップに乗り出すのは異例と言っていい。なぜなのか。

  • 第59回 虐待にもつながる「抱き上げ介護」がなくならない理由 

    [2016年08月03日]
    介護現場で見逃してはならないならい日本特有の遅れた介護手法が残っている。「抱き上げ介護」である。高齢者をベッドから車いすに移譲する時、車椅子からトイレの便座に移す時、あるいは入浴時に「せーの」「イチ、ニ、サン」「よいしょ」と声を発しながら持ち上げて下ろす力仕事だ。

  • 第58回 米国の高齢者ケア、欧州・豪州・日本との違いとは? 

    [2016年07月20日]
    米国が発祥のCCRC(Continuing Care Retirement Community)を米国東部海岸で見てきた。ボストン、その隣のケンブリッジ、そしてニューヨークの北のコネチカット州などで5つのCCRCを回った。そこで見えた、米国特有の高齢者ケアの特徴とは。

  • 第57回 日本も参考にしたい米国の最新認知症ケア事情 

    [2016年07月06日]
    CCRCとは、継続的なケアが成される共同住宅。健康な時に移住し、介護や医療が必要になれば同一敷地内の別の建物に移り、継続的な生活サービスやケアを受け続けられる引退した高齢者のための集合住宅のこと。米国が発祥のCCRCを米国東部海岸で見てきた。

  • 第56回 介護のあるべき方向性を示す「地域包括ケアシステム」とは? 

    [2016年06月08日]
    日本の高齢者施策の目標は「地域包括ケアシステム」の実現とされている。団塊世代が75歳を迎える2015年には、その目標を達成させようというプランだ。75歳になると心身の老化が進み、介護保険や医療保険を本格的に利用し始める。ところが、現行の介護保険制度では十分に対応できそうもないので、新たに「地域包括ケア」の考え方で乗り切ろうということだ。

  • 第55回 有料老人ホームの「入居金が戻ってこない」問題、司法の判断は? 

    [2016年05月25日]
    初期償却とは、有料老人ホームの入居時に利用者が支払う前払金(入居金)のうち戻って来ない分のこと。それが違法だと、消費者団体が「グランクレール藤が丘」(横浜市)を運営する東急不動産に対し訴訟を起こし、最初の公判が5月24日に開かれた。

  • 第54回 認知症高齢者の生活を守る「市民後見人」育成が急務のワケ 

    [2016年05月11日]
    一人暮らしの高齢者、なかでも支援がすぐにでも必要な認知症高齢者の急増が予測され、後見人の育成が迫られている。そこで新法と改正法が生まれ、後見制度を拡大してより使いやすいようにしようという施策が始まった。

  • 第53回 老後を安心に暮らす高齢者住宅「サ高住」はこんなに進化していた 

    [2016年04月27日]
    「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)が脚光を浴びている。将来の心身の不安に応えられる引っ越し先として、さらに、特別養護老人ホームに入居できない待機者の受け皿としても期待されている。そこで、今、注目されている各地のサ高住を読み解き、今後広がるであろう5タイプを抽出した。

  • 第52回 保育園問題解決のヒントは「介護保険」にあった! 財源を確保し「育児保険」導入を

    [2016年04月13日]
    介護保険が始まって以来、高齢者ケアへの関心は急速に高まっているが、表裏の関係にあるはずの子育て、育児の問題はほとんど素通り状態。共に、何らかの社会的支援を必要とする家族にとっては全く同様の問題である。なぜ、育児に介護と同じような保険制度など社会的なシステムが考えられないのだろうか。

  • 第51回 保育園問題、介護問題…なぜ政治家は、社会保障の「需給のズレ」を認識できないのか 

    [2016年03月30日]
    保育園の絶対的な不足に政府の施策が追い付いていない。社会保障制度の枠内でのサービス供給が需要を満たしきれない現象は、実は、高齢者ケアの施設不足と全く同じである。制度の限界とも言えそうだ。政策当事者や政治家にはこの「需給のズレ」がなかなか認識されていない。なぜなのか。

  • 第50回 英国発「がん患者の悩みをじっくり聞く第2の家」が日本にも登場する意味 

    [2016年03月02日]
    がん患者は多くの不安要素を抱えている。相談に乗ってくれるところが欲しい。自分のがんについてじっくり話を聞いてほしい。それも、病院でないところで。こうした悩みに応える「家」である「マギーズ・センター」が英国に生まれ、国際的にも注目を集めている。その日本版がこの夏に東京に登場する。

  • 第49回 「安易に大病院に行かない」ことを推進する診療報酬改定の意味 

    [2016年02月17日]
    4月から病院や診療所など医療機関に支払う治療や薬代の値段が決まった。厚労省の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は、2月10日、診療報酬を決めて厚労相に答申した。基本的な考え方は、病院での早期退院を促し、在宅での医療を充実させよういうことだ。

  • 第48回 都会からの移住者にも好評「サ高住」のいま 

    [2016年02月03日]
    高齢者の地方への移住を後押しようと発足した「日本版CCRC構想有識者会議」が最終報告書をまとめた。同報告書は石破茂地方創生相に提出されたが、「日本版CCRC」を「生涯活躍のまち」と置き換え、想定移住者を中間報告書の「高齢者」から「50代以上」に引き下げた。要介護高齢者の「追い出し施策」という印象を打ち消そうとする思惑が働いたようだ。

  • 第47回 「好きなように死なせてくれない」日本の終末期の実態 

    [2016年01月20日]
    「死ぬときぐらい、好きにさせてよ」――。1月5日の全国紙朝刊を開くと大きな文字が目に飛び込んできた。青いドレス姿の女優、樹木希林さんが「ハムレット」のオフィーリ出版社「宝島社」が、朝日、読売、毎日の各紙と日刊ゲンダイの紙面に載せた企業広告である。

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