第17回
この国の政治はなぜかくも劣化したのか――被災地無視の菅内閣不信任騒動で極まった「選良」たちの厚顔無恥と議員内閣制の制度疲労
原 英次郎
内閣不信任案を巡る三文芝居は結局、大義も何もない菅降ろしが目的だったことが明らかになった。国家的危機に際して、政争にうつつを抜かす国会は本…
2011.6.6
東日本を襲った未曽有の大震災そして原発事故。3月11日を境に、日本人の目の前に広がる世界は大きく変わってしまった。政治経済から企業経営、そして生き方まで、ポスト3.11の論点と選択肢を識者とともに考える。
第17回
原 英次郎
内閣不信任案を巡る三文芝居は結局、大義も何もない菅降ろしが目的だったことが明らかになった。国家的危機に際して、政争にうつつを抜かす国会は本…
2011.6.6
第16回
原発事故はいまだ終息していないものの、東日本大震災から3ヵ月近くが経ち、当初の混乱は収まりつつある。日本経済の本格回復は、いつから始まるの…
2011.6.3
第15回
東日本大震災の復興を目指す第二次補正予算の焦点は、どうやって財源を捻出するかだ。増税ばかりが議論され、現実的な復興プランが見えてこない現状…
2011.5.20
第14回
震災からの復興を支える第1次補正予算が成立したが、さらに金額が大きくなる第2次補正では財源論がさらに重要となる。復興基金、復興連帯税を提唱…
2011.5.19
第13回
歴史の教えるところによれば、大災害はその時代の政治や経済、社会が抱える矛盾や本質を露呈させるとともに、大きな政治変動、経済変動、社会変動の…
2011.5.13
第12回
震災から約2ヵ月が経過した今、政府は就労支援や雇用創出に乗り出したが、被災地では未だに十分な就労の場が確保されていない。こうした状況を打破…
2011.5.12
第11回
東日本大震災から2ヵ月あまり、人々は一時より落ち着きを取り戻したものの、いまだ不安を払拭し切れずにいる。我々はこれまで何に怯え、どう行動し…
2011.5.11
第10回
政府の復興構想会議が立ち上がったが、議論の焦点の一つは、復興のための財源だ。みずほ証券金融市場調査部の上野泰也チーフマーケットエコノミスト…
2011.5.2
第9回
東北地方に甚大な被害を与えた東日本大震災の復旧や復興が少しずつ進み始めた今、それと同時に被災者の“心の復興”が大きな課題となっている。被災…
2011.4.26
第8回
東日本大震災で、日本企業のサプライチェーンは想像以上の脆さを見せた。日本企業の強みの1つと見なされていたサプライチェーンには、どんな課題が…
2011.4.25
第7回
原発事故、電力不足、物流途絶、食品・日用品不足…。大震災に襲われた3月11日以降のこの国の混迷は、われわれに何を突きつけているのか。浜教授…
2011.4.20
第6回
『日はまた昇る』の著者で英エコノミスト誌前編集長のビル・エモット氏は4月上旬、東北各県の被災地を回り、その惨状に人生最大のショックを受けた…
2011.4.19
第5回
日本経済に大きな爪痕を残した東日本大震災。早期復興への議論とは裏腹に、具体的な方策はいまだ見えてこない。我々の生活の基盤となる電力・交通イ…
2011.4.15
第4回
東日本大震災から早くも1ヵ月が経過したが、被害の全貌が未だ分からず、福島原発事故も決着の糸口が見えない状態が続いている。被災地域に留まらず…
2011.4.14
第3回
東日本大震災は東北沿岸地域の市町村から、住宅も工場も生産設備も漁船も根こそぎ奪い去った。だが、こうした資産は消えたのに、負債という名の借金…
2011.4.12
第2回
原 英次郎
東日本大震災からちょうど1ヵ月が経った。3.11からわれわれの世界観は大きく変わった。では、何が世界観を大きく変えたのか。その要因を見つめ…
2011.4.11
第1回
東日本大震災は広域にわたって、東北地方の生活・生産の基盤を根こそぎ奪い去った。ここから復興を目指すにはどうしたらいいか。阪神・淡路大震災当…
2011.4.8