体が弱っている状態でのたばこの煙。個人差はあるものの、ますますしんどくなる人も多いだろう。鈍感な相手には、「気づいてほしい」「察してほしい」と期待してはならない。直接口頭で「今は吸わないでほしい」と言わない限り、伝わらない可能性もあるのだと覚えておこう。
飲み会での「妊娠報告」から
わずか30分後……
続いて、モンスター度・中級(筆者独自の判断)の事例を見ていこう。
「妊娠していたときの話です。妊娠判明後、会社関係の飲み会はすべて断ってきました。というのも、喫煙者かつヘビースモーカーの割合が高く、飲み会へ行くと左右の人も向かいの人も皆、たばこを吸っている、というような部署なので……。
私自身はたばこを吸いませんし、そもそもたばこのニオイや煙も嫌いなので、妊娠していない時期も会社の飲み会はけっこう苦痛でした。服にニオイがつくのも不快ですし、数時間たばこの煙を吸っていると、体調も悪くなるんです。よほどたばこが体質に合わないんでしょう。
ただその日は直属の上司から、『今日の飲み会では、他のメンバーにも(私の妊娠のことを)知らせて、妊娠後期~産休に入るまで、気遣いやサポートをしっかりするよう伝えたい。だから参加してほしい』と言われ、それならば…と参加することにしたんです。
乾杯前に参加者全員に私の妊娠が伝えられたわけですが、30分ほど経った頃から嫌なニオイが……。端の方の席でたばこを吸い始めているヘビースモーカーの同僚を発見しました。その後、他の人たちもいつも通りスパスパ吸い始め、いつの間にか私を誘った上司までもが吸っているんです。
《なんなんだ、この人たち》と呆れを通り越して虚しくなりました。たばこって、そこまで我慢できないものでしょうか。『気分が悪いので帰ります』と伝え、お腹の子に害が及ばないよう、途中で抜け出しましたが、二度と参加するものかと思いました」(30代女性)



