昔から妊婦の受動喫煙や喫煙は、胎児に深刻な影響を与える、とされているのはよく知られる話だ。近年の研究では、生まれてきた赤ちゃんが、アトピー性皮膚炎や乳児湿疹にかかるリスクが上がる可能性があると、明らかになってもいる。
同じ空間に、たばこの煙を吸うべきでない人が一人いる。そのお腹の中にはもう一人、たばこの煙を吸わせてはならない人がいる――その事実がある前で、酔いにまかせてなのか、周囲に流されてなのかは不明だが、堂々とたばこを吸い始める神経はさっぱり理解できない。
たばこを我慢できなくなったら外に出て吸う、2時間程度の飲み会ならたばこは我慢する、といった配慮は、それほど困難なことだろうか。
繁華街での
「歩きたばこ」で火傷被害
最後は、モンスター度・上級(筆者独自の判断)の事例で締めたい。
「繁華街を歩いているとき、前を歩いていた人が歩きたばこをしていたようで、その人の振り下ろした手が当たり、腕に軽い火傷を追ったことがあります。けっこうな人混みの中ですから、歩きたばこをしている人がいるとは想像もしていなくて、完全に油断していました。
一瞬何が起こったかわからずフリーズしましたが、すぐに我に返って、相手に『今、たばこが当たったんですけど』と詰め寄ると、こちらと目を合わせようともせず、『あ、すみません』と適当な返事。反省しているようには見えませんでした。
その後も、その人は歩きたばこをやめる素振りもなく、そのまま歩いていってしまいました。当時は、驚いたのと呆れたのとで、それ以上の対応をしなかったことが悔やまれます。治療費や慰謝料を請求すればよかったんじゃないか、とも後悔。今でも火傷の跡はうっすらとですが残っています」(40代男性)



