経営情報のリアルタイム活用が可能な
Oracle ERP Cloudを採用

 これらの課題を解決すべくERPシステムの刷新を決めた研光通商は、2016年初頭より、現行システムのバージョンアップも念頭に主要なERP製品の調査を開始する。それに際し、同社が新ERPシステムに求めた条件が“クラウド型のシステム”であることだ。

「クラウド型のERPシステムなら、自社オフィスにシステムを置かず、海外拠点も含めどこからでも利用できます。また、IT部門の運用保守の負担も軽減できると考えました」(松田氏)

 この前提条件の下、国内外の6製品/サービスを詳細に比較/検討した末に採用を決めたのがオラクルのパブリック・クラウド型ERPシステム「Oracle ERP Cloud」である。

「他社の製品/サービスは、当社規模で使いこなせるものとなると機能が貧弱だったり、クラウド環境への対応が弱かったり、現行システムの機能と大差がなかったりといった印象でした。それに対して、Oracle ERP Cloudはアドオンなしに十分な機能を備えているのに加えて、蓄積したデータをリアルタイムに活用するためのBI(Business Intelligence)ツールが統合されている点が決め手となりました。これなら、経営層や現場スタッフも『現行システムとは大きく違う』と思えるものだと思います」(松田氏)

 また、クラウド・サービスであることから、バージョンアップや運用保守を気にせず、常に最新のシステムを利用できる点も大きなメリットである。

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