プロがお勧め! 
男を格上げするスーツは銀座であつらえる

エグゼクティブはサイジングにこだわって
カスタムオーダーでスーツを手に入れよう

粟竹 確かにいろいろ直していると、お直し代だけで、あれっ、ていうくらいの金額になってしまう場合もあります。こちらのカスタムオーダーは英国産生地で7万5000円からの展開と手に入れやすい価格帯となっていますので、ぜひあつらえて欲しいですね。

 スーツのサイズを合わせる場合は、まずは胸元から合わせていきます。胸とウエストのシェイプ具合が重要です。あとはパンツの丈は短すぎたり、長すぎたりは避けましょう。

森岡 弘
ファッションディレクター&スタイリスト。大学卒業後、婦人画報社勤務。退社後フリーランスとして活動。雑誌、広告を始めタレントやスポーツ選手のスタイリングを手掛け、トークショーや講演など幅広く活躍

森岡 エグゼクティブの着こなしと考えた時、正しい着こなし、というのが大切です。例えばファッション業界の人ならお洒落として見られる短めの丈のパンツでも、丸の内に同じ格好で行った場合、仕事ができない人に見えてしまうでしょう。適正である、ということは大切です。格上げ服であるということは、身に着ける人自身を補正してくれるという意味もあるんですね。スーツはバランスが重要な服なので着丈が上と下が基本1対1のバランスがベスト。流行によって多少変化はあれど、これは黄金比率なのです。

 ボタンの位置、ポケットのフラップの位置なども既製服のジャケットの着丈を変えてしまうとバランスが悪く見えてしまう場合もあります。正面だけでなく、必ず横から、後からを見てバランスをチェックしましょう。

 右肩が落ちている人は右肩のパッドは2枚にして左肩は1枚にする、とか細かい調整をしたり、お尻が半分見えているような着丈は直したほうがいいですね。

粟竹 将
松屋銀座 紳士服MD課 バイヤー 2010年松屋銀座に入社。紳士部スーツ・ネクタイ・ワイシャツ係、食品部和洋菓子担当を経て18年より紳士特選バイヤー。

粟竹 カスタムオーダーはお客さまに合わせてジャケットの着丈や袖丈、パンツの股上や裾、膝、渡り巾なども調整することが可能ですのでベストバランスのスーツが手に入ります。

森岡 スーツスタイルでバランスが良く見えるということは、バランスの良い男性に見える、仕事もバランス良く出来る、という風に見えてくるんです。意識の高さは着こなしに表れます。バランスが悪いというのは、何か欠けている点があるのが透けて見えるんです。

 エグゼクティブに見えるということはバランスの良い人に見える、知性的に見えると いう事につながっていく。ですから正しいものを正しく着るというのはとても重要な事なのです。

 スーツという格好はスーツ、ネクタイ、シャツと10人いたら10人とも同じ格好です。同じだからこそ差が見えやすいのです。同じだからこそ、だらしないととても目立つ。ここが盲点でわかっていらっしゃらない人が本当に多い。特に女性は感性が高い方が多いので、同僚の女性からは、あの人いつもきちんとしているよね、とかだらしないよね、とか必ず見られています。違いに気づかれるんです。

問い合わせ先

松屋銀座本店
〒104-8130
東京都中央区銀座3-6-1
03-3567-1211(大代表)
http://www.matsuya.com/m_ginza/

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