「課題先進国」のイノベーション先進地!
〝地方発ビジネス〟がアツい5つの理由

From QUM BLOCS

リーダーの金言に見る
「だから地方はアツい!」

 チャレンジングな活動が、地方で続々と生まれていることが伝わっただろうか。最後に、セッションに登場したリーダーたちの言葉を元に、今、地方がアツい理由を5つにまとめてみよう。

【1】ネットは距離を超える
 東京との物理的な距離の問題をネットで解決できる今、地方での起業はコストが高い東京より初期投資リスクが低く効率がよい。ビジネスモデルの検証フェーズでも、規模が適度な地方の方が事業サイクルを回すのにスムーズだ。

【2】クリエイティビティでお宝を発掘
 地価が高く人口過密な東京では「眠れる資源」が存在する余地が少ないが、地方には有効活用されていない地域資源が豊富で、視点を変えればお宝に化ける可能性がある。創造性や独自性が生かせるのは都市よりむしろ地方なのだ。

【3】小さく産んで大きく育てる
 地方の課題に真摯に向き合って構築するユニークなビジネスモデルは、全国規模であっても本質課題の解決ニーズは存在する。逆に大都市圏のマスマーケットに照準をあてるビジネスでは細かなニーズに応えることが難しい。

【4】「地方」は個性、自治体の視線も熱い
 大資本が少ない地方では起業家が優遇され、自治体からのサポートも厚い。「地方発」であることは個性として活用しやすく広報面でも有利だ。

【5】地方は時短である
 地方では、生活と仕事が一体化しているため、移動コストや職住の分離コストが抑えられ、24時間365日をより本質的な活動に費やすことができる。

 もちろんメリットばかりではない。特にリーダーたちが口をそろえるのが、地方におけるスタートアップの資金調達の手段と情報の少なさだ。地域の金融機関はベンチャー支援の経験が少なく、VCやファンドもない。適切なネットワークや情報源にアクセスしできる仕組みは不可欠だろう。

 とはいえあらゆる地方で課題解決が求められていることは疑いようがない。課題のフロンティアは、チャレンジのフロンティアでもあるのだ。

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