食品物流という
社会的使命と
働く環境の改善を両立

キユーピーグループ企業として安定した基盤を持つ一方、グループ外企業との取引を積極的に拡大している。食品物流業界のリーディングカンパニーとして、業界全体の働き方改革に貢献。「公正さ」を重視し社員を大切にする社風は、社是「楽業偕悦(らくぎょうかいえつ)」に表れている。

食品物流という社会的使命と働く環境の改善を両立キユーソー流通システム
西尾秀明
代表取締役社長

 食品物流市場は3兆円といわれる。中小規模の会社が多い中、東証1部上場のキユーソー流通システム(KRS)は、営業収益(売上高に相当)ベースで市場の5%を占めるリーダー的存在だ。KRSの前身は、1966年にキユーピーの倉庫部門が分離・独立して設立された会社であり、事業拡大に伴い2000年に現在の社名となった。キユーピーが主要顧客だが、「その比率は現在、17%前後になっている」と同社の西尾秀明社長は明かす。品質・鮮度を保ちながら運ぶノウハウが評価されて、グループ外との取引が増え続けているためだ。

 KRSの主要事業は、共同物流事業、専用物流事業、関連事業の三つ。全国に展開する物流拠点と、きめ細かな保管・輸配送網を生かして、「常温」「定温」「冷蔵」「冷凍」という4温度帯での徹底した品質管理を実現している。

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