産業界が必要とする
技術領域を網羅
テクノプロGの強みは、約2万人の正社員エンジニアを抱え、常時2000を超える顧客に技術サービスを提供していることにある。担当技術領域は、機械の設計をはじめ、電子部品の回路設計、ソフトウェアの開発、化学やバイオの研究、建築施工管理など、産業界が必要とするほぼ全ての技術領域にわたる。特定の産業や企業に依存せず、広い顧客基盤を持つため、不況時でも会社自体の屋台骨は揺らがないという優位性がある。
さらに、教育研修体制が充実しているのも大きな強みだ。
テクノプロ・ホールディングス
八木毅之(たけし)取締役(人事総務担当)
八木毅之(たけし)取締役(人事総務担当)
人事総務を担当する八木毅之取締役は、「全国に四つの大型研修センターの他に“Winスクール”という約60カ所の研修施設、そして施工管理者育成の2カ所の技術センターがありますので、社員は就業先の近くで必要とする講座を受けられます。また、手軽に学べる環境を整えるべく、e-ラーニングも拡充しています。さらに、データサイエンティストなど高度人材不足に対応するため、例えばALBERT(アルベルト)などビッグデータ分析やAI分野で日本有数のノウハウを持つ企業と提携し、OJTを含む育成プログラムも開発しています」と語る。
また、テクノプロGで働くことにはメーカーの技術者とは違うメリットがある。メーカーでは特定の技術分野で働くことを余儀なくされ、希望の部署に配属される保証はない。キャリアを積むと管理職となり、技術開発の現場から離れてしまうことも多い。一方テクノプロGでは、さまざまな現場を経験しながら、多様な技術とノウハウを身に付けられる。人生100年時代、第一線のエンジニアとして長く活躍できるのだ。