顧客に上質なサービスを
提供するための社員教育
社員教育も、そうした観点を重視して行われている。
「商品知識は大切ですが、それだけでは不十分です。一社一社のお客さまをよく知って、直面している課題を知らなければ良い提案はできません。そのための提案する力も鍛えないといけません」(足立社長)
そのために約10年前から導入されたのが、ロールプレーイングを用いた社員研修。担当者役の社員に、顧客役の社員に対して商品提案をさせ、提案の仕方を改善していくものだ。
「人間が生活していく上で最も身近で重要な産業」の一つである住宅産業。そこに総合的に関わるジューテックGは、100周年の佳節に向け、「人間力」重視で歩を進めている。
顧客の「ありがとう」が営業の原動力になる
内田智史氏
(入社13年目)
入社以来、配属先の営業所は幾つか変わったものの、一貫して「ルート営業所」で働いてきました。学生時代から「住宅業界で営業がしたい」と希望していたので、毎日が充実しています。弊社の場合、単に売ればいいというのではなく、お客さまのニーズにぴったり合った「良い提案」をし、買ったお客さまに喜んで頂くことに営業の主眼が置かれています。お客さまからいただく「ありがとう」が営業の原動力になります。
また、弊社は研修が充実していて、それを通じて成長できることがうれしいです。新入社員だけでなく、役職に応じた研修があるので、私は今も研修を受けています。
商品知識が増えるにつれ、仕事が面白くなった
上野史帆里氏
(入社1年目)
住宅関連企業が数多い中、ジューテックに決めたのは、選考の間に「社風の良さ」を感じたからです。人事の方がいろいろと相談に乗ってくれ、業界のことを丁寧に教えてくださいました。それも、入社させるためではなく、親切心からそうしていることが伝わってきたのです。
今は営業一課に配属されたばかりですが、短い間にもうれしいことがたくさんありました。なじみになったお客さまから、「君、最近頑張ってるね」と言っていただいたり……。
扱う商品アイテム数が膨大なので、覚えるだけでも大変ですが、商品知識が増えるにつれて仕事が面白くなっていくことを実感する日々です。