税理士業界との
信頼関係を基盤に
成長を続ける
JR新宿駅西口目の前にあるオフィスは見晴らし抜群の好環境拡大画像表示
税理士とその関与先企業に対象を特化するという日税グループの特徴は、どのような強みにつながっているのだろうか。一つは、全国の中小企業を相手にするだけにビジネスとしての規模が大きいにもかかわらず、安定性が高いということだ。
例えば、「日税不動産情報センター」が担う不動産サービス部門は、仲介業務の取り扱い金額でいえば、600億円を超える規模を誇る。にもかかわらず、大手不動産会社が大々的に打っている広告を、日税グループでは一切打たない。必要がないからだ。
「私どもは、税理士さんの関与先で発生した不動産案件に絞っています。それ以外は一切やらない。税理士さんたちとの長年の信頼関係が、不動産ビジネスの確固たる基盤になっているのです」（吉田CEO）
その信頼関係は、税理士協同組合との資本提携を基盤に築かれてきたものだ。
「象徴的なこととして、私どもの支店は、大部分が各地の税理士会館の中に入っています。また、税理士さんの中には、関与先からいろいろな相談を受けたとき、『それなら、うちの日税に相談してみるといいですよ』というように、身内感覚で捉えてくださる先生も多いのです」（吉田CEO）
また、全国の税理士たちと確かな信頼で結ばれているからこそ、優良顧客ぞろいであるという強みもある。
