累積販売数10億本超えへ。大ヒット「本麒麟」が、酒税法改正でも強気な理由

2020年酒税法改正。正念場の本麒麟はどうなる?

 2020年、2023年、2026年には、3回に分けて改正酒税法が施行され、酒税の税率が一本化されることになっている。この影響を最も大きく受けると思われるのがビール類飲料だ。これまで税率が低い分市場が伸びてきた発泡酒や新ジャンルにとっては増税となり、逆にビールは減税となる。

 新ジャンルに分類される本麒麟にとっては逆風になるものの、キリンビールでは2020年の年間販売目標を1900万ケース(前年比約26%増/大びん換算)としている。これは「価格競争力ではなく、品質がいいから売れているのだ」というキリンビールの自信の現れに他ならない。

 2020年、3年目を迎える本麒麟。「ビールに近い」「本格的」「うまい」といった日本人の消費志向にあった商品として、改正酒税法をどう乗り切るのか。今年も本麒麟に注目したい。

●問い合わせ先
キリンビール株式会社
〒164-0001
東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス
TEL:03-6837-7002(代表)
URL:https://www.kirin.co.jp/
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