データドリブン経営のソフトバンクは
なぜクラウド型BIを大規模導入したのか

散在するデータをスピーディーにまとめ、可視化する

――BIツールは他にもいろいろありますが、なぜDomoを選んだのでしょうか。

小松 社内のさまざまなシステムやデータベースに散在しているデータをスピーディーに統合し、数字の推移や増減などを直感的なビジュアルとして表現できる点が、他のBIツールにはないDomoの大きな魅力でした。

 ご承知のように日本の通信サービスは1980年代の民営化以降、数多くの事業者が誕生し、最終的に大手キャリア3社に集約された歴史があります。ソフトバンクもいくつもの事業者を統合して現在の形となったわけですが、その結果、社内ではさまざまなシステムやデータベースが使われており、統合的なデータ活用が困難な環境になっていました。

 そうした環境の中で、データドリブンな経営を実践していくためには、社内に散らばっているデータを瞬時に集め、1つにまとめ上げられる仕組みが不可欠です。Domoは、まさにそのニーズにかなったBIツールだったのです。

 当面の目標は法人事業におけるKPIの見える化ですが、より幅広い営業分析や経営分析にも活用できるのではないかと期待しています。

Domoは1000以上のコネクターであらゆるシステムと簡単・安全に接続でき、ユーザーが自分でデータを集め、豊富なレポーティング機能を使って可視化することができる
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――単にデータを集約するだけでなく、それをさまざまな切り口で加工・分析したり、カード(グラフなど)で視覚的に表現したりできるのもDomoの特徴ですね。

小松 ITの専門家ではない、営業の現場の人たちにとっても非常に使いやすいツールだと思います。当社の社員は、もともとデータに基づいて業務を遂行するという意識が高く、ExcelやAccess、PowerPointなどを使いこなしている人材が多いのですが、Domoはこれらのツールの操作に慣れ親しんでいる社員であれば、比較的簡単に使うことができます。エンジニアでなくても、欲しいデータを自分で集め、自由自在に加工できるのです。

 誰でも使えて、すぐに欲しいデータが見られるというのは、データドリブンな経営を推進する上で欠かせない条件だと思います。

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