建設と関係のない理系学部卒だが、現在は現場代理人として活躍
本店第一工事部
柴 碧さん
2019年新卒入社の柴碧(しば・あおい)さん(本店第一工事部)は、2年目の今、大規模修繕の現場代理人として働いている。大学では生命環境科学を学んだが、就職先は稼げることが魅力で建設業を選んだ。
「当初は新築戸建ての営業ができる会社を考えていましたが、ヨコソーから業務内容を聞いて興味が湧きました。大規模修繕の仕事は、マンションに住んでいる方々への対応も大切な仕事です。私はもともと、親世代や祖父母世代の人たちとのコミュニケーションが得意な方で、親身になって話を聞くことに慣れている。それならば、自分の特長が活かせそうな仕事だと思ったのです」
内定の段階で会社の110周年パーティーがあり、両親と共に参加。会社の役員たちが両親と仲良く話すのを見て、社員の家族までも大切にしてくれる会社だという実感を持った。研修制度も充実していて若手の育成に熱心であることも分かり、それも入社の決め手となった。
現在の配属部署は本店第一工事部で、上司と先輩社員、後輩も入れて10人ほど。1年目は先輩社員のサブとして現場で仕事を覚え、2年目の春から独り立ちした。
「この会社は、困ったときは上司や先輩社員に頼れる環境ができていて、仕事が増えたときは柔軟に仕事を皆で分配してくれます。休日もしっかり取れて、部の仲間が集まってキャンプをしたりフットサルをしたり、体育会系(サッカー部)出身なので、仲間意識が強く助け合う環境は気にいっています」
仕事の醍醐味は、大規模修繕を経て建物がきれいに再生し、住民に喜ばれることだ。原状回復の修繕だけでなく、スロープを付けるなど新しい工事も発生する。ときには現場の作業も手伝いながら、現場の効率化を考え、職人たちと工程の打ち合わせをしていく作業は楽しいという。
「大学のときのサッカー部のポジションはボランチ。チームの真ん中で全体を見回しながら、メンバーに気持ちよく動いてもらうよう、かじ取りをしていく作業はサッカーと似ています。今はまだ20世帯ほどの規模のマンションの仕事が主ですが、いずれ大規模マンションや難しい工事も担当したい。先輩たちに追いつけ追い越せという気持ちで、日々仕事に取り組んでいます」
ユースエール認定企業だけあり、働く環境は申し分ないという。そのため大学のゼミの後輩にも入社を勧め、実際にその後輩も入社を果たした。ユースエール認定企業の認知が高まって、求職者の中でその会社の評価がさらに高まることを期待しているという。