息子・娘を入れたい会社2024

君は知っているか? 優良な中小企業を探す指標となる、厚労省のお墨付き認定制度を

新卒採用担当として、ユースエール認定企業であることを積極的にアピール

ヨコソー
経営企画部 人事課
新谷 唯さん

 2020年新卒入社の経営企画部人事課の新谷唯さんは、2カ月間のリモートでの研修の後、6月から現場でのOJTが始まり、現在は人事課で新卒採用の仕事に就いている。

「人と関わる仕事がしたかったため、接客のある職場を求めて、大企業を中心に就活をしていました。まさか自分が、建設業のヨコソーに入社することになるとは思っていませんでした」

 会社との出合いは、インターンのイベントで人事担当者と出会ったこと。自宅のすぐ近くに会社があったことや、大企業ではないが歴史と伝統のある会社であることが分かって、興味を引かれた。ユースエール認定企業であると知ったのも人事担当者から説明を受けたから。そのときは漠然とではあるけれども、「国から太鼓判を押された会社なんだ」という安心感を覚えたという。

 また大規模修繕の仕事は、住民との関わりが大事という話を聞いて、それも一つの“接客業”だと考えた。ヨコソーには女性社員も多くいて、現場に出ている先輩もいる。居住者対応は、むしろ女性の方がスムーズにいくという話も聞いて納得した。社内にはジョブローテーションがあり、現場や営業や企画など、いろいろな仕事に携われるのも魅力だった。

 じっくり考えたが、選考中も親身に相談に乗ってくれたこともあって、同社への入社を決めた。

柴さんも新谷さんも、家族的で温かい職場だと言う

「入社してから感じたのは、人と人との距離が近く、温かい職場だということ。同じ部署の先輩たちは、分からないことがあると親身に教えてくれるため、常に感謝の気持ちを忘れないようにしています。また子育てをしながら働いている方も多く、産休育休からの復職もここ数年は100%。女性としての働き方のロールモデルになっています」

 午後8時以降の残業は禁止され、有給休暇の消化率も高い。就労環境や待遇面が悪いという、中小企業のイメージは見事に覆された。第三者である厚生労働省の、若者の雇用管理の状況が優良であるというユースエール認定は信頼性があり、人事担当者の説明にも説得力が増したという。

「なので今は学生の皆さんに、積極的に国からのお墨付きのユースエール認定企業であることを伝えています。私自身が就活のとき、会社側から一方的にいい話を聞いても懐疑的でしたから。ユースエール認定はまだあまり知られていない制度ですが、新卒学生にとってはとても役立つ指標となるはずです」

 新卒採用の担当者として、イベントを企画したり、学生の個別相談に乗ったりする。制度のことを含め、今後は“自分の言葉”で会社の良さを学生たちに伝えていきたいという。

ヨコソーは地元に密着した企業であることが経営方針。「まちの先生」などの中学生に対する職場体験を実施し地域貢献にも尽力している
●問い合わせ先
厚生労働省/ユースエール認定制度
若年者・キャリア形成支援担当参事官室
https://wakamono-koyou-sokushin.mhlw.go.jp/youth-yell/landing/
息子・娘を入れたい会社2024

問い合わせ先

厚生労働省/ユースエール認定制度
若年者・キャリア形成支援担当参事官室
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