新卒採用担当として、ユースエール認定企業であることを積極的にアピール
経営企画部 人事課
新谷 唯さん
2020年新卒入社の経営企画部人事課の新谷唯さんは、2カ月間のリモートでの研修の後、6月から現場でのOJTが始まり、現在は人事課で新卒採用の仕事に就いている。
「人と関わる仕事がしたかったため、接客のある職場を求めて、大企業を中心に就活をしていました。まさか自分が、建設業のヨコソーに入社することになるとは思っていませんでした」
会社との出合いは、インターンのイベントで人事担当者と出会ったこと。自宅のすぐ近くに会社があったことや、大企業ではないが歴史と伝統のある会社であることが分かって、興味を引かれた。ユースエール認定企業であると知ったのも人事担当者から説明を受けたから。そのときは漠然とではあるけれども、「国から太鼓判を押された会社なんだ」という安心感を覚えたという。
また大規模修繕の仕事は、住民との関わりが大事という話を聞いて、それも一つの“接客業”だと考えた。ヨコソーには女性社員も多くいて、現場に出ている先輩もいる。居住者対応は、むしろ女性の方がスムーズにいくという話も聞いて納得した。社内にはジョブローテーションがあり、現場や営業や企画など、いろいろな仕事に携われるのも魅力だった。
じっくり考えたが、選考中も親身に相談に乗ってくれたこともあって、同社への入社を決めた。
「入社してから感じたのは、人と人との距離が近く、温かい職場だということ。同じ部署の先輩たちは、分からないことがあると親身に教えてくれるため、常に感謝の気持ちを忘れないようにしています。また子育てをしながら働いている方も多く、産休育休からの復職もここ数年は100%。女性としての働き方のロールモデルになっています」
午後8時以降の残業は禁止され、有給休暇の消化率も高い。就労環境や待遇面が悪いという、中小企業のイメージは見事に覆された。第三者である厚生労働省の、若者の雇用管理の状況が優良であるというユースエール認定は信頼性があり、人事担当者の説明にも説得力が増したという。
「なので今は学生の皆さんに、積極的に国からのお墨付きのユースエール認定企業であることを伝えています。私自身が就活のとき、会社側から一方的にいい話を聞いても懐疑的でしたから。ユースエール認定はまだあまり知られていない制度ですが、新卒学生にとってはとても役立つ指標となるはずです」
新卒採用の担当者として、イベントを企画したり、学生の個別相談に乗ったりする。制度のことを含め、今後は“自分の言葉”で会社の良さを学生たちに伝えていきたいという。
厚生労働省/ユースエール認定制度
若年者・キャリア形成支援担当参事官室
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