弁護士が世の中から取り残される!?
いま取り組むべき「真のデジタル変革」とは何か

誰でもすぐに使える
弁護士業務に特化したシステム 

弁護士が世の中から取り残される!?いま取り組むべき「真のデジタル変革」とは何か丸の内ソレイユ法律事務所
代表弁護士
中里妃沙子氏
東京駅近くに事務所を構える丸の内ソレイユ法律事務所は、年間400件以上の離婚相談を受け付けている。Salesforce/LEALAを駆使して、健康食品や化粧品など「ヘルス&ビューティ」分野でも実績を積んでいる。

 LEALAを活用してDXを実現しているのが、丸の内ソレイユ法律事務所(以下、丸の内ソレイユ)だ。代表弁護士の中里妃沙子氏は、デジタル化は社会の要請であると、早くからその重要性を認識し、事務所開設当初から弁護士事務所向けのデジタルシステムを活用していた。しかし、4~5名での運用を想定した従来のソフトウェアでは、10名を超える所属弁護士の業務管理が難しくなり、2016年にさまざまな業界で活用されているSalesforceを導入した。

「情報漏えいの懸念から、既存のシステム導入に慎重な弁護士事務所もあります。しかし、自前で開発するシステムよりも、全世界で何千万人ものビジネスユーザーに使われているシステムのほうがセキュリティ的に堅牢なのは明らかで、信頼できると考えました」(中里氏)

 丸の内ソレイユでは当初は自前でSalesforceをカスタマイズしていたが、現在はLEALAを利用している。

「弁護士には、ITがあまり得意でない人が多いと思います。しかしLEALAは、見れば分かるインターフェイスですから、普段メールやOfficeソフトを利用している人なら、誰でもすぐに使いこなせます」(中里氏)

 事務所の個性に合わせてのさらなるカスタマイズも可能だ。サードパーティのツールも充実しており、丸の内ソレイユでも勤怠管理や名刺管理のツールを連携して活用している。サポートも手厚い。

弁護士が世の中から取り残される!?いま取り組むべき「真のデジタル変革」とは何か法律案件管理の画面例。進捗状況に応じてステータスを変更することで、状態や必要な手続・書類等が確認できる。この案件情報に、顧客情報や対応・コミュニケーション履歴、書面、売上情報などもひもづけられ、情報を一元管理できる。
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「項目の追加などはすぐに対応してもらっています。帳票印刷がしたいと言えば、それが可能なツールにも連携できる。『こんな機能があるといいのだが』と話したことは、たいてい実現しています」(中里氏)

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