テレワーク用PCならではの注意ポイント

 テレワーク用のPCを購入する場合には、いくつか注意しておくべき事がある、と黒川氏は話す。

 1つは、Officeアプリケーションの購入方法だ。マウスコンピューターではPCを購入する時に、バンドル型の永続型ライセンス(PCとセットになることでお買い得に購入できる形のライセンス)を選択できる。バンドルライセンスは非常にお買い得な価格設定がされているので、PCを長期間にわたって使うということを前提にしている企業であれば、こちらが最優先のチョイスになるだろう。このバンドルライセンスはPCの購入時にしか同時に購入できないので、必要な場合には注文時に必ず選択しておきたい。

 2つ目は、テレワーク/リモートワークでは必須のアプリケーションとなりつつある、Microsoft TeamsやZoomといったビデオ会議ソフトを利用する上で必要なスペックについてだ。「オンライン会議ではビデオ処理をリアルタイムで行なう必要があり、実はユーザーが思っている以上にPCが頑張らないといけない。通信環境にも依存しますが、快適に利用するには十分なCPUの処理能力が必要になるので、CPUは4コア以上あったほうが良いです」(黒川氏)との通りで、快適にPCでオンライン会議を行いたいなら、CPUのコア数は4つ以上がおすすめだ。本記事で紹介したPCはすべて、インテルの第10世代のCPUが選択できるので4コア以上。Microsoft TeamsやZoomといったビデオ会議ソフトもラクラク利用できる。

iiyama液晶ディスプレイ「ProLite XUB2493HSU」iiyama液晶ディスプレイ「ProLite XUB2493HSU」

 3つ目はやや応用編になるが、仕事を効率的に進めるためのアイテムとして「外付けディスプレイ」を紹介しておきたい。ノートPCに加え、表示領域を拡大できる外付けディスプレイがあれば、一覧できる情報量が増え、作業効率が向上するからだ。長時間の作業からくる疲労感の低減にもつながるので、一考の価値がある。iiyama液晶ディスプレイ「ProLite XUB2493HSU」は、多機能スタンドを装備し、ユーザーひとりひとりに合ったポジションに調整することができるお勧めアイテム。ノートPC購入時のカスタマイズで同時購入できる。

 

 

 最後に改めて、テレワーク時代のビジネスPCの選び方について、そのチェックポイントを7つにまとめてみる。PCの新規購入や買い替えの参考にしてほしい。

●問い合わせ先
株式会社マウスコンピューター
https://www.mouse-jp.co.jp/