挑戦する中小企業たちを支えたECの威力

DX導入で飛躍する中小企業の“いま” vol.1

Amazonのさまざまなサービスをフル活用

社内にジムコーナーあり。社員は毎月社費でkindleの電子書籍1冊が購入できる。読了後の感想を発表する会がある

 事例1(ワイ・エス・エヌ)で紹介したフルフィルメント by Amazon(FBA)を、サンドロッツも利用している。「FBAは受注処理と配送業務を効率化できる、Amazon出品サービスの大きなメリットの一つ。少人数・短期間で事業を急拡大できた大きな要因です」と、植村氏も高く評価する。

 同社はFBAの他、タイムセール、クーポン、ポイント、商品紹介コンテンツ、スポンサープロダクト広告、法人向け販売のAmazonビジネス、といったさまざまなAmazonのサービスや機能を積極的に利用している。

「FBA以外で一番使っていて素晴らしいと思うのが、『スポンサープロダクト広告』です。Amazon内の広告枠に有料で広告を出すというもので、メリットは購入意欲の高いお客さまだけに絞って露出・訴求できること。また、キーワード単位でも広告を出せます。“プロジェクター”と検索したお客さまに、当社のプロジェクター情報を訴求できる。顧客獲得単価がリーズナブルで効率がいい」

「また、『Amazonビジネス』も簡単にBtoBへの販路を広げられるので、便利です。ビジネスアカウントでログインすると見られる法人向け販売ページがあり、数量割引価格なども設定できる。当社に直接問い合わせていただく企業さま向けの、新たな販売ルートができました。AV機器は“実際に見て触って購入したい”という層も一定数いるので、量販店やリアル店舗といった販路もさらに強化していきたい」

 DXを実現しECを利用することで、コロナ禍にあっても事業と販路は拡大できる。ピンチをチャンスに変え、大企業に伍して戦っている中小企業は少なくない。常に寄り添い伴走し、時に水先案内人となるECサービスが果たす社会的役割は、今後ますます重要になってくるのではないだろうか。

DX導入で飛躍する中小企業の“いま” vol.2はこちら>>

Amazonの中小企業支援について詳しく知りたい方は
Amazon Day Oneブログをご覧ください

●問い合わせ先
アマゾンジャパン合同会社
URL:https://www.amazon.co.jp/

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