今こそ越境ECのビッグチャンス!「ペイパル」活用で海外販売のハードルを下げ、成功への扉を開く

越境ECは驚くほど簡単に始められる

 日本の事業者にとって今は越境ECの好機。ただ、日本のEC市場は小売業全体のわずか13%と、かなり小規模の上、海外通販はEC市場のわずか10%にすぎない。日本でも今後、デジタルインフラがECの成長を促すと予想されているが、日本市場だけを見ていると越境ECの勝機に気付けないかもしれない。実際、「越境ECのハードルは高い……」と思い込んでいる事業者も少なくないようだ。ペイパル東京支店ディレクターの二見直樹氏は、その背景には幾つかの誤解があると言う。

「ペイパルを使えば越境ECのハードルは下がります」

 その一つは「海外市場への進出や販売には時間とコストがかかり過ぎる」ということだが、実際には今や驚くほど簡単に越境ECが始められる環境やツールが整っている。

「YouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSが世界的に広がり、海外の人々と直接コミュニケーションを取れるようになった今、ECにおいても国内と海外の境はどんどんなくなっています。最も簡単な例を挙げると、売り手がSNSで自社商品を紹介し、そこにペイパルの請求専用のリンクを貼り付けるだけで海外販売を始められます。国内と同じツールを使えますし、言語対応も翻訳ツールで十分可能です」(以下、全てのコメントは二見氏)

 日本のEC市場でも、海外のEC事業者が翻訳ツールを使って日本人向け販売サイトを開設するケースが増えている。二見氏も「ペイパルの決済データを毎日見ていて、『あれっ、どこの国の会社だろう』と思うことが多くなった」とのこと。

 ペイパルは、売り手と買い手がペイパルにアカウントを持ち、両者の間でIDとパスワードだけで決済が行えるようにするオンライン決済サービスだ。以前のグローバルビジネスでは通貨や決済システムの違いによって国ごとに複雑な手続きが必要だったが、ペイパルを利用すれば、販売地域にかかわらず越境決済を簡素化できる。

 買い手は、事前に支払い情報を登録しておけばワンタッチ™決済も可能。支払いはクレジットカードや銀行口座などから選べる。支払時にカード情報や銀行口座情報がお店側に伝わらないため、安心してショッピングができるのもメリットだ。

 一方、売り手にとっては、どこの国で誰がどういう支払い方法で購入したかに関係なく、ペイパルから支払いを受け取ることができるというメリットがある。支払い情報の管理が不要で、即時にアカウントに入金*2(残高の引き出しは最短3営業日*3)、初期費用や月額費用などの固定費もかからない*4

*2 アカウントに制限がない場合です。
*3 ご利用の銀行により異なります。
*4 ペイパル+カード(ウェブペイメントプラス)をお申し込みの場合は、3000円/月がかかります。

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