「楽楽精算」なら100人利用でも
月3万円、導入や操作も簡単
このような特徴を備える経費精算システムを、すでに全国約200社、2万人以上に提供しているのがラクスだ。
同社のクラウドサービス「楽楽精算」は、業務のIT化に多くの投資を行えない企業でも、簡単かつ低コストで導入できることをモットーとする。このコンセプトは、かつてラクス自身が経験した業務のIT化の難しさから生まれたものだ。
同社代表取締役社長の中村崇則氏は次のように語る。
中村崇則
ラクス 代表取締役社長
ラクス 代表取締役社長
「かつて当社でも、日々の業務を人手に頼って回すことに限界を感じ、販売管理や人事、経理業務などを統合的に管理できるシステムの導入を検討したことがありました。しかし、確かな費用対効果が見えず、失敗するかもしれない取り組みに多くの時間とコストをかけられないと断念したのです」
そこで、ラクスは自社が抱える課題のうち、特に深刻だった経費精算業務を改善するために「楽楽精算」を開発して運用したところ、無駄な単純作業が激減し、月間で約30万円の人件費削減効果を得たという。
その後、「同じ悩みを抱える企業はたくさんあるはず」と、中小企業でも利用しやすい月額3万円からという価格でサービスの提供を始めると、「経費申請に関わる業務が3分の1に減った」「5人体制の作業を2人で回せるようになった」など劇的な効果を喜ぶ声が多数寄せられ、導入社数も右肩上がりで伸びているという。
中小企業が業務のIT化を成功させる鍵は、「楽楽精算」などのサービスも活用して確実に効果の出る領域から順に取り組むことにあるようだ。
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