幅広い経験を通じて
高いスキルを持つエンジニアに
技術者派遣は、機電(機械・電子・電気)系とIT系に分かれる。前者は自動車、半導体、電子機器などの大手メーカー内で、設計・開発、解析、評価などに携わり、後者はインフラ、アプリケーションの要件定義から、設計・開発、リリース後の保守・運用まで全ての工程に対応している。
「取引の多さや多様さのみならず、開発の上流から下流までをカバーしているので、本人の経験に応じた業務に就け、段階的にスキルを磨けます」と語るのは、機電事業本部兼ITエンジニアリング事業本部の松本信一本部長だ。
メーカーであれば習得できる技術は限られるが、アウトソーシングテクノロジーではさまざまな業務を経験することから、「エンジニアとして複数の核をつくれるのは圧倒的な強みです。派遣にネガティブなイメージを抱く方もいますが、その考えはもはや時代にそぐいません。派遣先が変わることでむしろ最先端の技術をマスターできたり、最前線で活躍したりしている人が大勢います」と松本本部長は強調する。キャリアアドバイザーとの定期的な面談を通じて目標を見定め、今後の学びや派遣先の選定にも反映できる。
「もしかすると、学生時代に憧れていたメーカーに配属されたり、中には派遣先に請われて転職する社員もいます。キャリア形成という長い目で捉えると、これほど魅力的な環境はないと思います」(松本本部長)