「TAKANAWA GATEWAY CITY〈高輪ゲートウェイシティ〉」は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が2025年3月開業を目指す国内最大級の「エキマチ一体のまちづくり」。JR高輪ゲートウェイ駅周辺において、新たなビジネス・文化が生まれる国際交流拠点となるまちづくりを目指している。開発コンセプトは「Global Gateway」。その象徴となる施設として注目されているのが、次世代型MICE(※)施設「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」。施設の運営を担う担当者の意気込みを聞いた。

高輪ゲートウェイ駅に直結する次世代型MICE施設。好アクセスの立地特性を生かして、MICEのイノベーションを図る!

駅直結の多目的ホールとしては都心最大級
“街ごとMICE”が実現可能

 JR高輪ゲートウェイの駅前で、今、大規模なまちづくりが進んでいる。JR東日本が単独で臨む複合開発プロジェクトで、区域面積は約9.5ヘクタール。オフィスやホテル、レジデンスや文化創造棟で構成される。

高輪ゲートウェイ駅に直結する次世代型MICE施設。好アクセスの立地特性を生かして、MICEのイノベーションを図る!「TAKANAWA GATEWAY CITY」はTHE LINKPILLAR 1、THE LINKPILLAR 2、文化創造棟(仮称)、TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEで構成。区域面積約9.5ヘクタール、総延床面積約84万5000平方メートルに及ぶ、国内最大級のまちづくりだ。「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」は、駅直結のツインタワー「THE LINKPILLAR 1」に位置する(画像はイメージ。以下同)

 このプロジェクトの中で注目されるのは、「TAKANAWA GATEWAY Convention Center(以下、Convention Center)」の存在だ。Convention Centerは2025年7月開業を予定している(予約受け付けは2024年7月より開始)。約1640平方メートルの「LINKPILLAR Hall」を核とした、全15室で構成されるMICE施設。駅直結の「THE LINKPILLAR 1」の地下2階と地下1階、SOUTH棟の6階に設置される。駅直結の多目的ホールとしては都心最大級のMICE施設となる。

 次ページからは、日本のみならず世界中から集客し、「Global Gateway」の役目を担う「次世代型MICE施設」の驚きの内容に迫る。

※MICE:企業などの会議(Meeting)、企業などが行う研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会などが行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を取った造語。多くの集客や交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称