テナント企業のさまざまなイベントに
柔軟に対応できるのが強み
守口拓也アシスタントマネジャー
TAKANAWA GATEWAY CITYの施設の運営管理を担当するのは、JR東日本ビルディング。同社はこれまで、JR新宿ミライナタワーやJR横浜タワーなど、JR東日本の大規模開発における開発支援と運営管理を担ってきた。ここでは、まち全体の運営管理のほか、入居する企業を誘致するリーシングや入居後の賃貸管理など、オフィスを中心とするテナントのマネジメントを行う。
同社はまた、オフィスとの親和性の高い貸会議室「ステーションコンファレンス」を首都圏で4施設(東京・池袋・万世橋・川崎)運営しており、さまざまな企業のビジネス活動をサポートしてきた実績を持つ。Convention Centerの運営管理でも、培われた手腕を発揮していく予定だ。
「これまでの開発では、BCP(事業継続計画)やセキュリティーなど、設備グレードを重視したオフィスづくりを行ってきました。しかし、昨今のオフィスマーケットではそれらに加え、社内コミュニケーションや、従業員のエンゲージメントを重視したオフィスづくりが求められており、TAKANAWA GATEWAY CITYにおいては入居企業やワーカーをサポートするための施設を計画しています。その一つとして、企業内外のコミュニケーションを円滑に推進する舞台となる次世代型のMICE施設があることは、オフィスを選んでいただく際の大きな決め手になります」
そう語るのは、JR東日本ビルディング、総合企画本部まちづくり推進部の守口拓也アシスタントマネジャーだ。
Convention Centerには、多目的ホールと会議室があり、高速大容量通信環境が完備され、リアルでもハイブリッドでも最先端の情報交流を実現する。これによって、株主総会や入社式、研修や講習会、セミナーなど、企業のさまざまなイベントに柔軟に対応することができる。また、上層階のオフィスからエレベーターでカンファレンスフロアに降りることができるなど、利便性にもこだわっている。
貸会議室運営の実績があるJR東日本ビルディングにとっても、Convention Centerは、これまでに経験のない規模の施設となる。「働く環境の変化に合わせてますますその価値が高まっています。弊社にとっても新たな挑戦となりますが、これまでのノウハウを最大限に生かしながら、オフィスと貸会議室の相乗効果を図り、お客さまのビジネスの発展に貢献していきたい」と、守口アシスタントマネジャーは決意を語る。