価値創出と社会課題の解決を加速するビジネス変革の道筋

アーティストやエンジニアなどで構成されるクリエイター集団ライゾマティクスを主宰する真鍋大度氏は、人とテクノロジーの関係に着目しながら異分野の才能とコラボレーションし、数々の新しい作品表現を共創してきた。一方、アビームコンサルティングの山田貴博氏は、企業変革や事業成長に多様な人材を巻き込むことで共創の場をつくり出し、人と社会や組織の成長を実現していく中で、人とテクノロジーの緊張感を持った共創関係の構築が価値創出の可能性を広げると見る。共創とテクノロジーをキーワードとした2人の議論は、アートからエンタテインメント、ビジネス、教育、社会課題まで、縦横無尽に展開される。

アーティストでありビジネスができる集団

山田 ライゾマティクスはもともと、アーティストユニットとしてスタートしたのですね。