個性やホスピタリティを
発揮できる環境
国際自動車は、同業他社に先駆けて新卒採用を始めた会社である。キャリア(中途)採用に加えて、毎年100人前後の新卒社員が入社する。募集は総合職とドライバー職があり、ドライバーから総合職へキャリアチェンジすることも可能だ。高齢化が進むタクシー業界の中で、若手や女性社員が数多く活躍しており、社内は年齢層のバランスが良く活気がある。
かつては男性社会であったが、職場の雰囲気はずいぶん変化したという。現場の責任者にも若手が増えて、女性ドライバーも相談しやすく働きやすい職場になっている。
もともとドライバーの仕事は、営業所を一歩出れば“個人事業主”という側面がある。一人で顧客と向き合い、自分の判断で臨機応変に対応していく。職場の人間関係に煩わされず、自分の個性やホスピタリティを発揮しやすい環境にあるといえる。
「将来的に自動運転が主流になっても、ドライバーの存在価値は引き続きあると思っています。安全な運行という意味では自動運転も必要ですが、人間は荷物とは違います。移動にはやはり、さまざまな状況に対応できるホスピタリティが必要であり、付加価値の高い移動という形で、タクシーやハイヤーの乗務員は将来も求められ続けると考えています」と語る西川会長。
会社としてコンプライアンスを重視し、「社員第一主義」を名実共に実践している国際自動車。都市の交通インフラを支える矜持(きょうじ)を保ち成長を続けている。
1年目に、国家行事の
ハイヤー運転を担当
国際自動車 ハイヤー第二支店 ハイヤー乗務社員
村田ミハル 氏(入社2年目)
ハイヤー乗務社員として入社しました。もともと運転は好きで、高級車に乗って白手袋をして運転する、という格好の良さに憧れていました。入社後は3カ月間のタクシー乗務を経て、ハイヤーの部署に配属されました。1年目からG7やASEANの仕事があり、海外の随員の方々を乗せるという経験をしました。車列を作って移動するので緊張感がありましたが、その分終えたときに達成感はありました。現在は、ある民間企業にドライバーとして派遣され、会長さまの送迎を担当しています。大変なのは渋滞を見越して時間通りに目的地にお送りすること。時間管理も任されているので責任は重大です。先輩方は皆プロ意識が高いのですが、面倒見が良く、運転技術や接客の仕方など、質問すれば快く教えてくれます。ハイヤーの女性乗務社員はまだ少ないのですが、プライドを持って日々仕事を楽しんでいます。
国際自動車株式会社
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