NTTデータグループの法人分野の中核企業として事業展開してきたシステムインテグレーター。これまでの豊富な知見やノウハウの全てを、「imforce」としてブランド展開。新たな価値を生み出し、グローバルビジネスへの取り組みも進めている。

オファリングビジネスを通じて、顧客と共創しながら成長を続けるIT企業NTTデータビジネスシステムズ
河野吉晴 代表取締役社長

 技術の発展が目覚ましいIT業界。そんな変化の激しい業界の中で、2011年の設立以来、大きく成長を遂げてきたのがNTTデータビジネスシステムズだ。社員数は約1300人、 23年度の売り上げは300億円に到達し、4カ年連続増収増益で最高益を更新。今後もさらなる事業拡大を目指している。「当社ではスキルトランスファーがうまく進んでおり、社員一人一人が価値を向上させながら、仕事に取り組んでいます。そのため、IT業界に求められる“常に効率を高めていく良い循環”ができています」と話すのは河野吉晴社長だ。

 同社はNTTデータグループの法人分野の中核企業として、さまざまな業界向けのアプリケーション開発やシステムインテグレーション事業、NTTデータの法人・テレコム分野におけるミッションクリティカルなシステム開発・運用を行い、幅広い業種・業界のビジネス課題を解決してきた。

「これからはHowではなくWhatに着目し、社会の課題(What)を見据えて、そこから解決策(How)を当てはめていくような取り組みを強化していこうと思っています。お客さまのニーズに応えられるよう、私たちが持つノウハウやアセットをお客さまの課題に当てはめていき、当社が主体となってお客さまと共創するオファリングビジネスを増やしていきたいと考えています」(河野社長)