50代から始める、移住を充実させる「地域おこし協力隊」という選択塩尻市内の空き家を改修し「滞在型交流拠点en.to」として再生した

「シェアハウスは、合同会社をつくり、出資を集めて立ち上げました。夫と2人で業務執行社員の一員として運営に携わっています。外からいらっしゃる方が地域に入るエントランス的な場所にして、活性化を担う人材が生まれることを願っています」と上田さん。


 最後に、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための上田さんからのアドバイス。
 

「大事なのは、『何のために移住するのか』をはっきりさせることです。移住先はパラダイスではないので、大変なことは絶対にあります。でもそのときに『何のために移住したのか』がはっきりしていると対処する方法が必ず見つかります」
 

 協力隊を卒隊した上田さんは今、大好きな山を近くに眺めながら、シェアハウスの運営と、引き続き委託を受けて編集長を務める 「のりしお」の運営で、忙しくも充実した毎日を過ごしている。

※2024年12月12日に総務省とSMOUTが共同開催したオンラインイベント「50代から始める地域貢献〜地域おこし協力隊で叶える第二の人生〜」のイベント再録はこちら。
50代以上が地域おこし協力隊として新たなキャリアを築くための実践的なヒントが満載!

●問い合わせ先
総務省地域力創造グループ地域自立応援課
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