「大災害に立ち向かうには、一つ一つの製品の質を磨くだけでなく、総合的なソリューションを提供できなくてはいけません。産官学の多様なパートナーと連携しながら、新しいものを生み出し続けたいと考えています」(加藤社長)

 そのために同社が求めるのが「『安心』を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守る」というパーパスに深く共鳴できる人材だ。

「防災や環境は、今、最も強く技術革新が求められているフィールドの一つです。パーパスを具現化するアプローチも無数にあり、チャレンジの可能性も無限です。安全で豊かな社会の実現に向けて、内に秘めた熱い思いを持つ人に、ぜひ仲間になってほしいと思っています」と加藤社長は熱く語る。

独自の人材育成制度で「人」の可能性を最大化

「人と地球のいのちを守る」総合防災ソリューション企業

モリタホールディングス
グループコーポレート本部
明田京子 
人事部長

 「人と地球のいのちを守る」。この大きな使命を果たすために最も重要なのが「人」です。一人一人の力が最大限に発揮できるよう、研修制度の設計もアウトソースせず、「ありたい姿」を目指して社内で手作りしています。

 東日本大震災が起きた2011年には、技術者や開発者のチームで気仙沼や三陸を訪れ「活動中の消防隊の方々から生の声を聞く」という異例の研修を行いました。社内でも賛否両論がありましたが、未曽有の大災害だからこそ、現場を見ておく責任があると考えたのです。「この経験を、必ず製品に生かします」という思いをしっかり伝え、たくさんの貴重な話を聞かせていただきました。この経験が、後に「狭い場所にも入れる小型消防車」の開発につながっています。

「ビジョン30」もユニークな研修です。所属部門や入社年次にかかわらず「30歳」の社員が集まって自分のキャリアを見つめ直し、ビジョンを共有するものです。中堅層の社員が横につながることで、新しいビジネスアイデアが生まれるきっかけにもなっています。

 多様な人の活躍を後押しするために、出産・育児が昇格を妨げない評価制度「キャリア100」も導入。高度な専門性を評価するために、博士号を持つ社員に毎月5万円を支給する「博士手当」もあります。入社後の博士号取得も応援しています。人の命を守る活動にゴールはありません。自分の可能性にリミットを設けず、思う存分追究し続けてほしいと思っています。

海外案件への挑戦で、成長を実感する日々

「人と地球のいのちを守る」総合防災ソリューション企業

モリタ
営業本部 国際部 国際課
森本大聖 
氏(入社5年目)

 国内営業を3年経験した後、国際部に異動。現在は重要な輸出先であるベトナム市場を担当するとともに、欧州市場の新規開拓にも携わっています。印象に残っているのは、ベトナム政府の要人が来日した際、当社の事業や製品をプレゼンする大役を任せられたこと。大学で専攻していたベトナム語で心を込めて説明し、とても喜んでいただきました。モリタは若手にもどんどんチャンスをくれる会社です。周囲が自然にバックアップしてくれるので、新しいことに果敢に挑戦できるのです。この環境のおかげで、「ここがチャンス」と思ったら迷わず一歩踏み込む──という積極的な自分に変われたと思います。商習慣の異なる海外向けの仕事には難しさもありますが「安心・安全を届ける」使命は同じ。これからも海外市場の拡大に貢献したいと思っています。

●問い合わせ先
株式会社モリタホールディングス
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東京本社 〒108-0014 東京都港区芝5-36-7 三田ベルジュビル19階
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