化学品物流の総合力を
海外市場で発揮
国内の市場が成熟する中、欧米やアジアに展開している海外拠点をさらに強化し、新しい拠点づくりも進めている。国内では23年に半導体産業が集積する九州地区に熊本支店を開設し、地域の総合物流拠点として機能させた。さらに25年には、半導体やバッテリー原材料の需要拡大に応えるため、米国アリゾナ州に物流機能をワンストップで提供する総合拠点を設置。欧州拠点開設の検討も進めている。
世界各国の規制に基づく規格で製作された輸送容器「ISOタンクコンテナ」。NRSが日本で初めて米国から輸入し、普及させた
海外展開を担う人財の
育成と充実した福利厚生
こうした海外展開を担うには、国際的に活躍できる人財の育成が不可欠だ。村山部長は強調する。「私たちがこれから特に必要としているのは、海外での挑戦に意欲を持つ人財です。語学力に加えて現場で培った力を国際舞台で発揮し、NRSの成長を共に担っていただきたいと考えています」。
NRSではOJTを基本に、階層別・専門研修や自己啓発を組み合わせて教育している。新入社員は現場研修で安全や業務を学び、その後も勉強会や通信教育で知識を深め資格取得につなげている。海外研修に挑戦できるプログラムも用意されている。
福利厚生が充実しているのも特長だ。結婚・出産休暇・育児休業制度はもちろん、家族手当は子どもが22歳になるまで支給され、配偶者の国内外転勤に伴う最長5年間の配偶者同行休職制度なども設けられている。

企業理念は「小さくともダイヤモンドの如く みんなの幸せを」。村山部長は次のように説明する。「社員一人一人が磨かれたダイヤモンドの面であり、その輝きが集まって会社全体を光らせています。『みんな』には社員や家族、取引先など関わる全ての人が含まれており、幸せを分かち合う思いを込めています」。この理念は、社員が働く上での指針であり、共感した人財の入社動機にもつながっている。