やらされるのではなく
自分から動ける人を
こうした仕組みは採用観ともつながる。「常に前向きで、やらされるのではなく自分からやるタイプが、阪和には合います。中途入社の社員からは『経営陣との距離が近い』ともよく言われます。また、総合職の女性採用比率も30%程度となっています」(三根部長)。

出向先:長富不銹鋼中心(蘇州)
有限公司(中国)
赤羽咲紀 氏(入社4年目)
入社4年目で中国に駐在し、現在は鉄鋼メーカーから仕入れた鋼材の加工・販売を行う現地法人にて営業担当をしています。異文化の中で商習慣や価値観の違いに向き合う日々は、大きな学びと成長を与えてくれていると実感しています。今後はさらに、グローバルな視点を持って、より広いフィールドで活躍していきたいと考えています。成長環境に身を置くことができ、若手にたくさんのチャンスを与えてくれる会社だと実感しています。(写真右から2番目)
なお、海外での仕事に挑戦したい人には、多くのフィールドが用意されている。「語学力は必要ですが、それは“手段”であって目的ではありません。語学力があるから活躍できるのではなく、“やってみたい”という意志のある人が、語学も含めて力を伸ばしていくのです」(三根部長)。続けて「タフさ」の重要性にも言及する。「どんなに厳しい状況でも逃げずにやり切る姿勢が評価されますし、実際に成長します。学生時代に挫折や苦労を経験し乗り越えた人はやっぱり強い。そういう人は商社の現場でも踏ん張れるのです」。
大切なのは、自ら挑戦し、地道に信頼を築く姿勢。阪和は、そんな挑戦心を持った人たちに、現場という最高の成長環境を提供している。
人と関わりながら自分自身で勝負できる仕事

阪和興業 厚板(あついた)部 厚板第二課
若泉潤也 氏(入社1年目)大阪大学大学院卒
厚板部で建築・土木業界を担当し、用途ごとに納期・品質・価格を見極めて、お客さまに最適な提案をしています。厚板とは、板厚が6mm以上の鋼板を指します。大手電機メーカーの要望に合わせて厚板を供給し、インフラの設備の一部に使われるなど、スケールの大きな案件も1年目で経験しました。配属数カ月後で一人での訪問を開始し、現在は複数社を担当しています。
仕事をしていて楽しいのは、お客さまとの会話から新しい仕事のきっかけを見つけたときです。商社は、人と関わりながら自分自身で勝負できるところが私に向いていると思っています。商社を幾つか受けたのですが、阪和とは面接や懇親会で空気感が合い、素の自分を出せたので入社を決めました。明るく、挑戦を後押しする社風も自分に合っていると感じています。
英語力を生かし、幅広い業界と関わりたい

阪和興業 化学品部 化学品第一課
角田(つのだ)理瑛子 氏(入社1年目)トロント大学卒
化学品部は、もともとエネルギー部の一組織でしたが、昨年独立し、これから事業拡大を目指す段階です。私は高校1年からクラシックバレエのためカナダと米国に留学し、プロとして活動もしましたが、短期集中型のキャリアであることやコロナ禍の影響で方向転換を決意し、トロント大学に入りました。就職先に商社を選んだのは英語力を生かし、幅広い業界と関われることに魅力を感じたからです。
入社後数カ月目に、先輩のインド出張に同行する機会を頂きました。インド人が話す英語が聞き取れず、自分でも驚く体験でした。阪和は多様な経歴を持つ社員が多く、自分の背景も受け入れてもらえていると感じています。配属直後は指示待ちになりがちでしたが、あるとき、「自分から動かないと進まない」と気付き、それからは能動性を意識して働いています。
阪和興業株式会社
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