ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、北大西洋条約機構(NATO)の同盟を分断しようとしており、NATO加盟国がロシアの攻撃的な姿勢にどこまで耐えられるかを試している。エストニアは先週、首都タリンの防衛関連企業「ミルレム・ロボティクス」で8月に起きた火災について、ロシアの破壊工作によるものだったと非難した。ミルレムは、軍用ロボット分野で欧州トップクラスの企業だ。同社のクルダル・バールシ最高経営責任者(CEO)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、同社製の「かなりの台数」の無人地上車両が、ウクライナの前線で使われていると語った。8月15日にミルレムの施設で発生した火災について同氏は、高価な設備の一部が損傷したことを明らかにするとともに、「単なる事故ではなく、放火だったことが判明した」と述べた。