「パーク」と呼ばれるミーティングエリアは
街の公園のように社員が集える空間に
「アベニュー」の脇には、すれ違いざまに
すぐ話が始められる打ち合わせスペースが

「もちろん旧オフィスでも連携はしていたのですが、直接的なコミュニケーションが取れるようになったことで、シナジーのレベルを大きく引き上げられた。他部署の人間が何をやっているか、どんな状況にあるのかがすぐ把握できるようになり、部署を超えてフォローしあう意識も生まれました。

少人数ミーティング用スペースの
コンセプトは「三人寄らば文殊の知恵」だそう

 組織としては、人材を異動させやすくなったのもメリットですね。案件ごとに強い人間を集めてチームにして、終わったら解体して、といった編成が活発に行える。これも人材のパフォーマンスを可視化してくれるオフィスだからこそ可能になったことです」(髙野副社長)

足の引っ張り合いに
無縁の社員たちを作る

 金融業界は業務の性格上、職位も細かく定められているのが通例だが、新生PIではあえて職位を3段階だけに簡略化し、8割の人材が中位の職位に含まれる人事制度を採用した。細々した職位をなくすことで「上下のない職場」の雰囲気を作り、社内営業に燃えたり、内部競争にこだわって同僚の足を引っ張るような社員を生み出さないことを狙っている。

「全社員が一丸となって新しいビジネスの拡大を目指していくには何が必要かと考えたとき、やはり『一体感』と『チーム力』という結論になりました。うちの会社にはスーパースターがいるわけではないので、組織のパワーをひとつに束ねることが大切。

 オフィスの風通しを良くして、社員同士のコミュニケーションを活発化させるというのは、別に仲良しクラブを作りたいのではないんです。誤解を承知でいえば、社員を”遊ばせない”、つまり、本気で働いてもらうことが目的です。我々のビジネスは、社員一人ひとりのスキル、パフォーマンスが極めて重要だからこそ、常に社員が研ぎ澄まされていくことが大事。常識と思われていたオフィスや組織のあり方を壊したことで、それがより強化されている手応えがあります」(髙野副社長)

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