しかしその裏で、なかなか受け入れがたい気持ちもあるよう。「40代の今の気分に一番近いものは?」といくつかの選択肢を示して尋ねたところ、「年を取ることを受け入れている」という趣旨のものを選ぶ人が6割いる一方で、残りの4割は「できれば10~30代に戻りたい」「40代のままでいたい」「50代になりたくない」など、加齢を受け入れられないという回答だった。
そんな受け入れられない気持ちが如実に表れているのが、「実年齢に対する自分で思う見た目年齢、気持ち年齢、体力年齢」を尋ねた質問の結果。なんと、実年齢より若いと思っている人が見た目年齢では61.4%、気持ち年齢は77.2%、体力年齢では43.1%もいることがわかったのだ。その結果を平均すると、自己評価は「見た目-5.5歳」「気持ち-10.2歳」「体力-7.5歳」で、自分はまだまだ若いと信じ込んでいる人が意外と多い。40代はおじさんだけど、自分だけはまだまだ若いという気持ちの表れなのかもしれない。