トランプ米大統領が日本への新たな相互関税率として25%を通告したが、自動車関税25%、鉄鋼・アルミ50%と合わせて日本製品への実効関税率は26%程度と相互関税導入前の約16倍に跳ね上がる。発動となれば自動車を中心に幅広い産業で対米輸出の打撃となりそうだ。日本政府は8月1日の実施猶予期限までに再交渉を進める方針だが、実質的な時間は20日の参院選投開票日以降の10日ほど、米国に見直しを検討させる「カード」も限られている。
続きを読むトランプ“新関税”で日本製品の関税率は16倍、関税額「5.5兆円」に!?再交渉に時間もカードも少ない日本
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