野生動物の個体数が増えると、しばしば「増え過ぎ」という言葉が使われる。だが、その基準はどこにあるのだろうか。「増え過ぎ」と見なされる背景には、科学的判断と同時に人間社会の事情が深く関わっているという。※本稿は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター名誉教授の齊藤 隆『動物たちの「増え過ぎ」と絶滅を科学する』(ミネルヴァ書房)の一部を抜粋・編集したものです。
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