16年ぶりの政権交代を受け、ハンガリーの通貨フォリントがにわかに存在感を高めている。政策金利が6%台と高く、ユーロや北欧通貨、近隣の旧東欧通貨と比べても金利面の魅力は際立つ。ただ一方で、価格統制の解除が物価を押し上げる可能性や、中銀が高金利をいつまで維持するのか、ドル円の変動が対円相場にどう波及するのかなど、見極めるべき論点は少なくない。政治転換後の政策環境と中銀スタンス、対ドル・対ユーロ・対円の値動きを手掛かりに、フォリントが新たな高金利通貨として注目される背景と、その先に広がる相場の可能性を読み解く。

続きを読む