
2025.7.2
為替市場25年上半期の意外な勝者「スウェーデンクローナ」、独走の理由と下半期の見通しは?
2025年上期の為替市場では、スイスフランやユーロを押しのけ、スウェーデンクローナが対ドル上昇率でG10通貨トップに立つという“サプライズ”が起きた。景気減速や利下げといった通常なら通貨安要因とされる国内環境を抱えながら、なぜスウェーデ…
ミンカブソリューションサービシーズ外国為替情報担当編集長
(株)ミンカブソリューションサービシーズ外国為替情報担当編集長。チェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)、ナショナル・ウェストミンスター銀行、RBS銀行で10年以上インターバンクディーラーとして勤務。FX取引会社でのチーフアナリストなどを経て、2016年に株探、みんかぶなどの金融情報配信サイトを運営するミンカブグループに入社。
2025.7.2
2025年上期の為替市場では、スイスフランやユーロを押しのけ、スウェーデンクローナが対ドル上昇率でG10通貨トップに立つという“サプライズ”が起きた。景気減速や利下げといった通常なら通貨安要因とされる国内環境を抱えながら、なぜスウェーデ…
2025.6.3
2025年に入り、米国の通商政策を巡る不透明感が金融市場を揺らし、ドルは主要通貨に対して全面安となった。かつて「世界の基軸通貨」として君臨していた米ドルから投資資金が流出し、安全資産へのシフトが進む中、注目されているのが「円の変質」と…
2025.4.28
世界経済の先行き不透明感が強まる中、ユーロが対ドルで約3年半ぶりの高値をつけた。ユーロ圏経済の低成長やトランプ政権の関税強化にもかかわらず、ユーロが買われている背景には、ドルへの信認低下という構造的な問題がある。特に注目すべきは、…
2025.4.1
ユーロは一時、1ユーロ=1ドルのパリティ割れが視野に入る水準まで下落したが、ドイツの政権交代と財政政策の転換を受けて反発した。だが、この上昇が持続的なユーロ高トレンドの始まりなのか、それとも一時的な買い戻しに過ぎないのか、市場には疑…
2025.2.26
トランプ政権のメキシコへの関税発動が市場に不透明感をもたらし、メキシコペソは昨年後半から下落基調が続いている。米国への輸出依存度が高いメキシコ経済にとって、関税の影響は大きく、景気減速の懸念が強まっている。さらに、メキシコ中央銀行…
2025.1.31
2025年の為替市場は第2期トランプ政権の誕生とともに不安定な相場展開が予想されるが、投資家にとっては新たなチャンスとリスクが提供されているともいえる。英国の増税政策や景気後退の懸念、米英金利差の縮小がポンド安の材料となる可能性、不安…
2025.1.5
2024年の為替市場は米ドル独歩高の展開だった。円の弱さが注目された日本だが、実はその円以上に下落した主要通貨がニュージーランドドル(NZドル)だ。一方で、2024年に意外な強さを示したのが南アフリカランド(ランド)。本稿では、円以上に弱い…
2024.12.25
日本の低金利への不満と、円安による円資産価値の下落への警戒感から、日本よりも高い金利を求めた外貨建て投資のニーズは根強いだろう。そして米国が利下げに転じたことで、米ドルではない高金利通貨への関心が高まりそうだ。2025年に注目の高金利…
2024.11.27
米大統領選でのトランプ氏勝利と「トリプルレッド」で為替市場は再びドル高・円安の「トランプラリー」が進行中。米大統領選後の為替市場の動向を詳細に分析し、ドル円やユーロ、ポンド、さらには人民元やメキシコペソといった主要通貨の影響を解説…
2024.10.29
豪ドルとNZドルは、ともに金利水準が高く、オーストラリアとニュージーランドが地理的に近いことから一括りにされがちだ。しかし最近は、両通貨に大きな変化が出てきており、結果として投資機会が生まれている。オーストラリアとニュージーランドの…
2024.9.4
9月の米利下げ開始が確実視され、イングランド銀行(英中銀)が利下げを開始したにもかかわらず、8月に英ポンド高の動きが目立っている。ポンド高の背景として英米の金融政策と政局の2つの違いを指摘し、日本の投資資金が新興国通貨ではなくポンド…
2024.8.9
日本銀行のサプライズ利上げや近づく米国の利下げ、さらにドル高けん制姿勢の強まりを懸念し、米ドルではない「高金利通貨」が注目を集めそうだ。豪ドル、トルコリラ、南アフリカランドの高金利3通貨の見通しとリスクを展望する。
2024.8.8
外貨投資の際には、金利だけでなくその国の情勢や通貨の特性を見極める必要がある。主要な高金利通貨について、現状と見通しを検証していく。まずは人気のメキシコペソからだ。
2024.8.5
日米金利差の縮小とトランプ氏のドル高是正路線が意識され始めたことで、ドルから他通貨に投資対象を変える動きが強まりそうだ。主要11通貨の金利・為替変動リスクを総点検した。
2024.6.26
メキシコ大統領選では改憲の意向を示すシェインバウム前メキシコ市長が勝利。改憲によって財政赤字が拡大するとの思惑から上昇を続けてきたメキシコペソが暴落した。上昇が続いたことや、改憲の動き継続などメキシコペソを取り巻くリスクは盛沢山。…
2024.5.26
オーストラリア準備銀行(RBA)は5月、政策金利(オフィシャルキャッシュレート)を4.35%で据え置いた。オーストラリアのインフレは高止まりする一方で景気は鈍化しているため、今後のオーストラリアの金融政策に関する市場見通しは、利上げ、利下…
2024.4.29
ドル円が約34年ぶりの156円台を記録するなど円安の進展が目立つ。ただ米国は年内の利下げ見通しが強まっており、今後はドル以外の高金利通貨への注目が集まりそうだ。為替相場を長年ウォッチしてきたアナリストが、高金利通貨の代表例であるトルコ…
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