「家では明るいのに、職場では無口」「仲間内では話せるのに、人前では緊張する」――そんな“自分の揺らぎ”に戸惑ったことはないだろうか。実はそれは、意志の弱さや性格の問題ではない。見知らぬ人の視線を警戒し、集団の中で役割を守ろうとする、人間の脳に刻まれた習性が関係しているという。明治大学で認知科学を研究する石川幹人氏が、人前で緊張する理由と、場面によって「自分」が変わる仕組みを生物学と進化の歴史から解き明かす。※本稿は、認知科学者の石川幹人『科学が解明した 悩んでもしょうがないことリスト』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。
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