いま私たちが当たり前だと思っている日本の企業の姿や、働き方、組織の常識は、最初にそれを形作った設計者や実装者がいる。今回は、日本興業銀行の頭取・会長として、戦後復興期から高度成長期にかけて、日本経済の裏側を支え続けた中山素平を取り上げる。渋沢栄一が「近代日本に“調整”という機能を植え付けた人」だとすれば、中山は「高度成長期にその機能をフル稼働させた最後の人」だった。

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