千葉明徳中学校・高等学校
宮下和彦校長

「本校が目指す生徒像は、“自律した学習者”です。自ら学べる人間となって卒業してほしいという思いがあるのですが、いきなり実現できるものではありません。逆説的になりますが、徹底的に面倒を見ることで、初めて自律した学習者へ成長すると考えています。そのため本校では、低学年の段階で綿密な学習計画を立て、それを着実に実行しています」。そう語るのは宮下和彦校長だ。

主体的に“次の準備”を気に掛ける習慣を付けるため、ノーチャイム制を採用

 千葉明徳では学習計画を「タイムテーブル」として作成し、全生徒に配布している。英語・数学・国語の主要科目について、月ごとの学習内容やテストの種類、検定目標などを具体的に示し、中学3年間で、どんなペースでどこまで到達すべきかを可視化しているのだ。「特に低学年の段階では、英・数・国の基礎学力を身に付けることが重要で、ここをしっかり固めることが、6年間の学びの土台になると考えています。タイムテーブルは、生徒自身が学習進捗状況を確認できるもので、“この時期にはここまで達成する”という意識を持たせることが目的であり、予習したい生徒にとっては学習の羅針盤にもなります」(宮下校長)。