低学年で基礎学力と
学習習慣を身に付ける
同校では、6年間の一貫教育を3段階のステージに分けて、それぞれに明確な目標を定めている。中1・2は「発掘課程」と呼び、毎日「日誌」を担任に提出、朝の小テストで学習のリズムを整えている。
「日誌は、翌日の予定や目標、テストの点数やその日頑張ったことなどを、記録していきます。タイムマネジメントの意味もありますが、それ以上に大切にしているのが、内面的な成長の振り返り。毎朝担任が回収し、下校時までに確認して一言書いて返します。また朝の小テストで合格ラインに達しない場合は、放課後補習があります。結果を見て、“この方法で勉強したら満点が取れた”“合格できなかったので学習方法を変えよう”など、振り返りを日誌に書きます。共に、学習習慣を身に付けるための有効な手段となっています」と、土佐和也中学校教頭は話す。
このほか毎日の“朝の会”では、日直の生徒が担当する「1分間スピーチ」がある。身近なテーマについて、最初は原稿を用意して行うが、慣れてくると即興で話せるようになるという。もともと各教科の授業をはじめ、学級活動や学年集会など、学校生活のあらゆる場面でプレゼンテーションの機会が用意されている。自分の考えや思いを自分の言葉で発信する訓練を行うことで、論理的思考力や豊かな表現力を培っていくのだ。
