「各教科でICTを利用して工夫を凝らした授業が展開されており、問い掛けに対して生徒が良い答えを出せば、直ちにクラス全体に共有され、その生徒がプレゼンして皆に拍手されるような場面も生まれています。授業力が上がることで生徒の質問力も上がり、それがさらに授業の質を高めるという好循環が確実に生まれています」と中園校長は自信を見せる。
充実の課外学習や
体験探究プログラム
課外学習の充実ぶりも同校の特徴の一つだ。中学3年間は、多彩な体験探究型キャリア教育プログラムが用意されており、その数は延べ60回に及び、生徒の満足度は97%に達している。
校外活動には、JICA訪問や日本科学未来館の見学、参議院特別体験プログラムやつくばサイエンス研修などがあり、芸術鑑賞では、江戸東京博物館での研修後にちゃんこ鍋を食べて相撲部屋を訪問、日大出身の力士を応援するというプログラムもある。
宿泊行事では、AFコースは中2で広島・京都での国内研修、GLコースはシンガポール研修へ行くなど多彩なプログラムが組まれている。
「体験探究型キャリア教育の集大成として、中3の総合進学プレコースでは、東京証券取引所と連携した起業体験プログラムがあります。“株式会社を自分たちでつくろう”というテーマの下、4月から準備を始め、グループで会社のアイデアを出し合い、最終的にクラスで1社設立します。文化祭では、実際に商品を販売し、売り上げが10万円を超えることもあります。収支報告を明確にして、売り上げは全て寄付する形を取り、ボランティアとしての社会貢献も経験させます。特別進学プレやSGプレの生徒は、このプログラムでは投資家となり、気に入った企業(クラス)に投資するなど、各コースがそれぞれの役割で関わっています」(中園校長)
