芝国際中学校・高等学校
松尾廣茂校長

 2026年度から新校長が就任し、新たなステージへと船をこぎ出した芝国際中学校・高等学校。松尾廣茂校長は、かつての伝統女子校・順心女子学園を、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気校・広尾学園としてよみがえらせた立役者の一人だ。その手腕を買われ、広尾学園小石川では初代の校長として学校改革を進め、学校の発展に取り組んだ。

 その松尾校長は、芝国際の校長就任に当たって、「これまで培ってきたものは反映しながら “進学校”を目指します」と語る。イメージするのは「難関大学に何人合格」などの数値目標を掲げる学校ではなく、生徒を次のステージに進ませる“進学校”だ。

「具体的には、学び続ける力、自ら考える力、高い志、社会で生き抜く力、世界で活躍する力、人としての成長。これらを総合して次のステージと呼んでいます。全て社会に出たときに求められる資質ですが、ただ知識を詰め込むだけで身に付くものではありません。芝国際は学力だけでなく、人間力を上げる教育に取り組んでいきます」(松尾校長)

1階と2階をつなぐ広々とした階段状のスペースは「ステラシアター」と呼ばれ、プレゼンの場としても用いられる

 中でも松尾校長が重視するのが「志」。自分がこうありたい、誰かの役に立ちたい、社会に貢献したいといった夢や目標が明確になれば、おのずと学びに向かう姿勢が能動的になるからだ。

新年度が始まった4月、エントランスに設置されたホワイトボードには、松尾校長による熱いメッセージがつづられた