中高大連携の教育を
実践する「北里探究」
26年度から「北里探究」と呼ばれる探究学習プログラムが誕生した。医療・生命科学系の学問に興味を持ち、内部進学を考えている生徒を対象に、高大連携による教育を実践。北里大学から講師を招き、各学部で実際に行っている講座の導入演習や、各研究室の研究実習(実験)を実施して、北里大学への理解を深め、生徒たちの進路選択に役立てようというものだ。
26年3月には、北里大学「未来工学部」の教授と学生が来校し、グループワーク形式による「情報」の実習・演習講座が開かれた。学校で「情報Ⅰ」を修了した高校1・2年生を対象に、データサイエンスの基礎を身近な題材を通じて学ぶ内容だ。過去のデータを基に学校近くの飛鳥山公園における桜の開花を予想したり、さいころとチップを使ったゲームを通じて乱数や確率の知識を深めたりと、実践的な学びが展開された。
「データサイエンスとは、目の前の問題の先にある、まだ起きていない未来の課題をいち早く見いだすための新しい学問です。北里大学の学部生や大学院生がグループに加わって演習を行ってくれたこともあり、学びの質が大きく向上しました。北里探究は理系志望の生徒だけでなく、文系の生徒も自由に参加できる仕組みにしています。理系・文系の枠にとらわれず、『面白そうだ』と感じた学問に触れることが大切だと考えるからです」(片倉センター長)
