宮島健太郎募集広報部部長
カトリック女子修道会を母体とし、世界97カ国にネットワークを持つサレジアン国際学園中学校高等学校。「21世紀に活躍できる世界市民の育成」を教育目標に掲げ、国内外の多様な価値観に触れながら、生徒たちの思考力や探究心を育んでいる。
同校には、探究型の学びを中心とする「本科」と、高度な英語教育を展開する「インターナショナル」の2コース(中学ではクラス)が設置されている。「これからの時代に向けて、自分で考え、行動できる力を育てたい」と、募集広報部部長の宮島健太郎教諭は語る。中1では両クラスが混在するハイブリッド学級で学び、多彩な生徒が議論し、世界市民の土台を築く。
本科で特に注目されるのが、2026年度から本格始動した新プログラム「MEDICO」だ。理系科目やデータサイエンスに興味を持つ生徒を対象に、中2から数学・理科、高校では情報を加えた3教科の取り出し授業を実施し、専門的な理数教育を提供する。
「医学部進学やデータサイエンス分野での活躍を見据え、より高度でアカデミックな学びを提供します」(宮島教諭)
指導に当たるのは、同プログラムの責任者であり細胞学の博士号を持つ福田真平博士をはじめ、専門性の高い教員陣だ。
「MEDICOには、小学校から生物の研究をしていたり、医学部を目指していたりするメンバーが集まっています」(宮島教諭)
その知的好奇心を満たし、本物の研究へと導く環境が用意されている。
協働を生む新校舎が完成
大学レベルの研究を実現
最先端の学びをハード面から支えるのが、27年4月に稼働予定の新校舎だ。大学の研究室レベルの機材を備えたサイエンスラボやデータサイエンス室を完備し、MEDICOでの高度な実験・研究を可能にする。
さらに新校舎は、生徒の「協働」を促す設計となっている。「フロアの中心に、学年やクラスを超えて交流できるフリースペースを設けました。各階をつなぐ吹き抜け空間『テアトロ』はプレゼンや発表の場としても活用する予定です」(宮島教諭)。日常的に意見を交わし、アイデアを共有する文化が醸成される。
一方、インターでは、全生徒の約3分の1を帰国生が占め、27人の外国人教員が在籍するというグローバル環境が広がる。西オーストラリア州の高校卒業資格を得られるデュアル・ディプロマ・プログラムも本格化し、海外大学への進学を強力に後押しする。26年夏からはSAT対策も開始し、米国など全方位での海外進学をサポートする。
近年では、この恵まれた環境と最寄り駅の再開発や新幹線駅に近いというアクセスの良さに引かれ、地方から教育移住してくる家庭も出始めているという。
充実したプログラムと最先端の新校舎。世界とつながるネットワークを武器に、同校は未知の時代を切り開く「世界市民」を送り出していく。
サレジアン国際学園中学校高等学校
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